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恋はみずいろ
中学生の頃でした。毎朝、どこからともなく時報がわりのメロディーが流れていました。やがて、耳に残るそのメロディに惹かれるようになりました。当時、楽譜も読めない私でしたが、自分でその曲を再現したくなり、音楽の授業が始まる前の数分間、こっそりピアノの鍵盤を人差し指で押したものです。
家に帰ると、メロディオンを使って、ひとつひとつの音を探すのに熱中しました。やがて、曲全体の音が出せるようになると、悦に入って、誰かに聴いてほしい、そう思いました。
大人になった今でも、ショッピングセンターの家電コーナーを通るとき、電子ピアノの鍵盤に思わず手を伸ばします。最初の音を探すのに数分かかりますが、見つけたときはあの頃と同じ喜びを感じます。
先日、当館で、ピアノ学習者のステップアップを目的とする演奏会が催されました。その中で、アドバーザーの先生が「ピアノを続けることができれば、人生はより豊かになる」というお話をされていました。
もしも、私がピアノを弾くことができたなら、きっと、誰かに聴かせたい、聴いてほしい、みなさんの演奏を聴きながら、そんなことを思いました。
文化会館では、習い始めて一年に満たない初心者であっても、著名なピアニストがやって来たときと同じステージに立ち、同じ鍵盤に触れることができるんですね。音楽に限らず、何かを表現しょうとするとき、きっと、その表現の受け手の存在を意識することと思います。その格好の舞台が、こんなにも身近なところに用意されている...これはピアノ学習者の特権だと思います。
あのメロディー、後になって、私が生まれる前に大ヒットした曲だと知りました。なぜかはわかりませんが、CDで聴いてみたいとは思いません。昔のメロディオンが今ではアンパンマンのキーボードに代わりましたが、やはり、自分の指で弾きたいと思うのです。
2007 ピティナ・ピアノステップ 実施事務局:PTNA 西条ステーション
愛媛縦断 爆笑! 若葉寄席
5月13日(日)に開催の「愛媛縦断 爆笑! 若葉寄席」(主催 愛媛新聞社・西条市丹原文化会館)には大勢のみなさまにご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
今回、55名のお客様が当館のアンケートにお答えくださいました。その一部をご紹介いたします。
愛媛大学出身の若手落語家が三人もいらして下さりよかったです。大いに応援したい気持ちです。落語は心から笑えます。健康な笑いです。テレビで一番好きなのは”笑点”です。 (60代女性)
お笑い最高!また来ます。 (60代女性)
大変面白く良かったです。 (60代女性)
林家たい平師匠の芸の広さに感動。 (60代男性)
来て大変よかったです。心臓を二回手術していたが、きて良かった。みなさん頑張ってください。命あるかぎりまたきます。 (70代女性)
小円歌さんのおどりを見られてラッキー♪ (40代女性)
愛媛の方のは身近に感じられて楽しかった。小円歌さん、たい平さんはとても楽しかった。楽しい午後をすごしました。ありがとう。 (60代女性)
楽しかったです。知っているネタなのにやっぱり笑ってしまうのはなぜでしょう...。愛媛ゆかりの落語家のお噺を聞くことができてよい企画でした。余談ですが、菊志んさんの着物の配色が素敵でした。次回を楽しみにしています! (30代女性)
実演でみるのは初めてで大変良かったです。表情がちゃんと見られて良かったです。 (60代女性)
若葉寄席、来年も企画してください、このメンバーで。来年もくるぞ。 (60代男性)
来てよかった。久しぶりに腹をかかえて笑った。また来てネ。 (60代女性)
本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。 (50代女性)
おもしろかったです。こういう寄席がたびたびあるとうれしいのですが。 (50代女性)
このように大勢のみなさまに喜んでいただきました。「今回の愛媛縦断 爆笑!若葉寄席はいかがでしたか? 1.大変おもしろかった 2.おもしろかった 3.ふつう 4.つまらなかった」の問いに対しては、
1.大変おもしろかった…41名 2.おもしろかった・・・7名 無回答・・・7名
というお答えをいただきました。無回答の方からも他の問いでは、上記のような温かいお答えをいただいております。こうしたアンケートは、公演終了後、お帰りの際にご記入をお願いすることになるのですが、みなさんお帰りの際は足早にホールをあとにされることが多く、なかなかご協力いただけないものです。ところが、今回はサイン会が催されたこともあり、大勢のお客様が余韻を楽しむかのように残ってくださり、そこで多くのお客さまにお答えいただいたことから、当催しにご満足いただけたことがわかります。
昨年12月の美空ひばりフィルムコンサートに続いて、持病をかかえながらもご来場いただいたお客さまにも喜びの言葉をいただきました。
らくさぶろうさんの大ファンだという観音寺市からお越しのお客様は目が全く見えないとのことでしたが、来てよかったと喜びの声を事務所まで届けにきてくださいました。私には聞こえない音、見えない映像で若葉寄席を満喫されたことと存じ上げます。遠方よりお越しくださいましてありがとうございました。私どもへの励ましの言葉をいただき誠にありがとうございます。
ご出演のみなさまには開演前に丁重な挨拶をいただき恐縮しております。お客様とつくる笑いの世界さすがだなぁと思いました。また、林家たい平さまからは当館にお礼のお便りをいただいております。
そして、主催・後援・協力いただいたみなさまと当日ご来場いただきましたみなさまに心からお礼を申し上げます。みなさまからいただいたご厚情と気持ちの良い「笑い」を糧に今後、より多くの来場者の笑顔に貢献できるよう心がけてまいります。
花言葉は”可憐な愛情”に”真心”
5月18日(金)に丹原生活文化女性塾のみなさんと丹原高校農業クラブの生徒さんが、会館前のプランターにきれいな花を植えてくださいました。プランターの土が舞い上がるほどの強風の中、会館の職員も加わり、砂埃に目を細めたり、目を擦ったりしながらの作業になりました。
「この花は何ていう花ですか?」(私)
「マリーゴールドです」(生徒さん)
「白くてもマリーゴールドっていうんですか?」(私)
「白はないです(きっぱり)!」(生徒さん)
「すっ、すみません。」(私)
植えていただいたのは、橙と黄のマリーゴールドです。昨秋につづいて参加された生徒さんとの会話も楽しませていただきました。
先月は母子会のみなさんが駐車場の法面の草刈を行ってくださいました。みなさんの活動で文化会館がきれいになり、華やいできました。車を停めて、せせらぎ広場を散策しながら季節の花を観賞される方が多いのも丹原文化会館の誇りです。
文化会館への思いから奉仕活動に参加されるみなさん。みなさんの真心に応えるために、より多くの方にご来館いただけるように努めたいと思います。
人がいるからこそ、そこに何かがある。
「2007アートフェスティバルin丹原」が4月30日に行われました。
というと、人ごとのようですが、準備に費やした時間に比べ、当日
の催行時間があまりにも短く感じられました。子どもの頃の夏休み
と同じくらい、場面場面が新鮮な一方で、振り返ってみれば、あっ
という間の時間でした。
大勢のみなさんにご来場いただき、この催しが主催者である私た
ちの手を離れたところにあるようにも感じました。「ご来場いただくみ
なさまが主役」という思いが果たせたと思います。創作活動鑑賞と、
創作活動参加の場を提供しようと意気込んだ私たちでしたが、実際
には、ご来場いただいたみなさんに「2007アートフェスティバルin丹
原」をつくっていただいた気がします。
今回、創作活動に参加いただいた方々の中に西条市内はもちろん
松山市と東温市からのご来場が目立ちました。私はこれまで、松山
の夜市、花火大会、東温市のどてかぼちゃカーニバルで毎年楽しま
せていただきましたので、微力ながら恩返しできたと喜んでいます。
いや、その恩返しの場さえ、与えていただいた...そんな思いです。
当日まで、お会いしたこともない大勢の方々にご参加いただきまし
た。こころからお礼を申し上げたいと思いました。一方で、私がお礼を
いうのも違うと感じます。
多くのみなさまに支えられ感謝の念を抱いておりますが、感謝の
気持ちを抱くことさえ、違うのかもしれません。「2007アートフェスティ
バルin丹原」はご来場・ご参加いただいたみなさんのものだと思うか
らです。
アートだろうと芸術だろうと文化だろうと人がいるからこそだと思い
ました。4月30日、西条市丹原文化会館、そこにみなさんがいたこと
を私は確かに見ました。忘れることができません。そこにみなさんが
いた。ただそれだけですが、それで十分です。
